Cembalo, Clavicordo & Fortepiano
 J・S・バッハ チェンバロ協奏曲集T
 解説


 □各曲解説
 □楽器と演奏、録音に関する問題
 ■演奏者略歴
 □曲目一覧

演奏者略歴

渡邊順生
 1950年鎌倉の生まれ。1973年、一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院にてチェンバロをグスタフ・レオンハルトに師事、最高栄誉賞付ソリスト・ディプロマとプリ・デクセランスを取得。その後、ヨーロッパ各地にて演奏活動を行い、1980年に帰国。以来、古楽器演奏の啓蒙と普及に務め、精力的な演奏活動を展開し、指揮者、チェンバロ・フォルテピアノ及びクラヴィコード奏者として活躍。また、楽譜の校訂や論文の執筆なども手がける。チェンバロやフォルテピアノのCDをソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコードより多数リリース。昨年秋、著書『チェンバロ・フォルテピアノ』を東京書籍より出版し、絶賛を浴びた。桐朋学園大学、東京音楽大学、上野学園大学及び国立音楽大学講師。

崎川晶子
 桐朋学園大学ピアノ科卒業。ピアノを故井口基成、兼松雅子、ジャン=クロード・ヴァンデンエイデン、指揮伴奏を故斉藤秀雄の各氏に師事。ベルギーにてチェンバロに開眼し、シャルル・ケーニヒ、渡邊順生、パリの古楽コンセルヴァトワールでノエル・スピース、フォルテピアノをパトリック・コーエンの各氏に師事。ドレスデン・カンマーゾリステン、クリストフ・プレガルディエン、バルバラ・シュリック、デヴィット・トーマスなど、外国アーティストとも多数共演。渡邊順生との共演による「バッハ2台のチェンバロのための協奏曲」のCDをリリース。チェンバロのみならず、フォルテピアノあるいはクラヴィコード奏者としても、ソロや室内楽、歌曲伴奏など多彩な演奏活動を行っている。

ザ・バロックバンド
 1984年、渡邊順生と宇田川貞夫によって組織された古楽器オーケストラ。東京、大阪、静岡、栃木等で、モンテヴェルディ《オルフェオ》、《聖母マリアの夕べの祈り》、《タンクレディとクロリンダの戦い》、ヘンデル《メサイア》、ヴィヴァルディ《グローリア》、《四季》、バッハ《ヨハネ受難曲》、《ミサ曲ロ短調》、《ブランデンブルク協奏曲(全曲)》、モーツァルト《ピアノ協奏曲》等々を演奏して好評を博した。最近では、1999年9月、東京文化会館大ホールで、指揮者にユルゲン・クスマウル、ソリストにアンナー・ビルスマ、フェラ・ベッツらを迎えてハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの協奏曲を演奏し、絶賛を浴びた。今回は、弦楽5部、各パート1人ずつの最小編成である。
 第1ヴァイオリンの桐山建志は、東京芸術大学卒業、同大学院修了。1990年、NHK洋楽オーディション合格、FM新人デビュー・リサイタル出演。92年、第2回日本室内楽コンクール入選。93年から95年まで、神戸市室内合奏団の首席奏者を努める。95年よりフランクフルト音楽大学に留学。98年、同大学卒業。第12回日本古楽コンクール第1位、同時に栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。99年、ブルージュ国際古楽コンクール・ソロ部門第1位。現在、「オーケストラ・シンポシオン」コンサート・マスター、バロック・オーケストラ「ラ・スタジオーネ・フランクフルト」、エルデーディ弦楽四重奏団、バロック・アンサンブル「ラ・フェート・ギャラント(雅なる宴)」メンバー。
 第2ヴァイオリンの渡邊慶子は、東京芸術大学卒業後、オランダに渡り、アムステルダム音楽院にてヤープ・シュレーダーに、また、ハーグ王立音楽院にてシギスワルト・クイケンにバロック・ヴァイオリンを師事。「レオンハルト・コンソート」、「ラ・プティト・バンド」、「18世紀オーケストラ」等々、数々の古楽器オーケストラのメンバーとして活躍。帰国後は、チェロのアンナー・ビルスマをはじめ、内外の名手たちと共演。1991年には「アーカディ音楽祭」その他の招きで渡米し、好評を博した。独奏、室内楽、オーケストラ等、種々の分野で活躍している。
 ヴィオラの渡部安見子は、東京芸術大学卒業。ヴィオラを故浅妻文樹、兎束俊之、ライナー・モークらに師事した。在学中より室内楽、オーケストラ、レコーディングなどを中心に活動。また、卒業後バロック・ヴァイオリンを若松夏美に師事。オリジナル楽器による演奏活動も併せて行っている。「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」、「バッハ・コレギウム・ジャパン」のレギュラー・メンバーである。
 チェロの藤村俊介は、桐朋学園大学卒業。日本演奏連盟賞受賞。第21回東京国際室内楽コンクール入選。第58回日本音楽コンクール・チェロ部門第2位。1990年東京文化会館にて初リサイタル。1993年アフィニス文化財団の研修生としてドイツに留学し、メロス・クァルテットのペーター・ブックに師事。NHK交響楽団団員。
 ヴィオローネの西澤誠治は、東京芸術大学卒業、同大学院修了。コントラバスを故江口朝彦に師事。東京シティ・フィル首席奏者を経て、現在、読売日本交響楽団団員。古楽器演奏にも意欲的で、ヴィオローネ等を用い、オーケストラ・室内楽等で活躍している。

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