朝日カルチャーセンターの講座
講師:渡邊順生

 

 

■2004年秋の講座

 

楽器でたどる古楽の魅力

(3回シリーズ=2004年10月〜11月)

 

朝日カルチャーセンター新宿教室

163-0204 新宿住友ビル内 私書箱22

新宿区西新宿2-6-1 Tel.03-3344-1998 (音楽科直通)

website <http://www.acc-web.co.jp/sinjyuku>

 

<講座のねらい>ルネッサンスからバロックを経て古典期に至る多彩な楽器の中から代表的なものを選び、構造・仕組みから来る音色の特長、それぞれに固有の表現法、必聴のレパートリーなどを豊富なAV資料を用いて解説する。

 

第1回(10月9日13時):弦楽器編

ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダモーレ、バリトン、リュート、ハープなどについて。

 

第2回(10月16日15時30分):木管楽器編

古楽器の中でも最も親しまれているリコーダーから、フラウト・トラヴェルソ、オーボエ、モーツァルトの愛したクラリネットやバスーン、そして、18世紀のやんごとない婦人たちの間で流行したミュゼット(宮廷用バッグパイプ)などを取り上げます。

 

第3回(11月6日15時30分):金管楽器編

あらゆる楽器の中でも圧倒的な透明感と音色美を誇るナチュラル・トランペットとナチュラル・ホルン、この世のものとは思えない響きを出すルネッサンス期のコルネット(ツィンク)とサックバット(トロンボーン)など、知られざる管楽器の魅力に焦点を当てる本シリーズ中の白眉。

 

 

 

 

バロック音楽入門

〜モンテヴェルディとバッハを中心に〜
(2回シリーズ=2004年10月〜12月)

 

朝日カルチャーセンター横浜教室

220-0011 横浜市西区高島2-16-1 ルミネ横浜8F

Tel. 045-453-1122

website <http://www.acc-web.com/yokohama>

 

<講座のねらい>バロック音楽が、いかに表情豊かで、多彩な表現に満ちているか、その魅力のエッセンスを2回にわたって解説。第1回では、イタリアに興ったオペラを「完全な」表現形式にまで高めたバロック初期の天才モンテヴェルディを中心に、オペラという劇的な表現形式が伝統的な宗教音楽に新風を吹き込み、ヴァイオリンを中心とする器楽の隆盛を促した様子を、第2回では、イタリアの影響下に独自の発展を遂げたドイツのバロックがJ・S・バッハによって集大成されるまでを概観する。

 

第1回(10月23日15時30分):モンテヴェルディとイタリアのバロック

    内容  歌とヴァイオリンの国イタリア

         オペラの始まり

         音楽史上最大の天才

         モンテヴェルディの《オルフェオ》と《聖母マリアの夕べの祈り》

         オペラから器楽へ

         コレッリとヴィヴァルディ

         

第2回(12月25日15時30分):ドイツ音楽の興隆とJ・S・バッハ

    内容  宗教改革と30年戦争

         教会音楽の隆盛

         ヴァイオリンの名手ビーバー

         鍵盤音楽の国

         「バッハは〈小川〉ではなく〈大海〉である」

 

 

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