Cembalo, Clavicordo & Fortepiano


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渡邊慶子(ヴァイオリン)

東京芸術大学ヴァイオリン科を卒業後、オランダに渡り、アムステルダム音楽院にてヤープ・シュレーダーに、また、ハーグ王立音楽院にてシギスワルト・クイケンにバロック・ヴァイオリンを師事。1980年に帰国するまで、「レオンハルト・コンソート」、「ラ・プティト・バンド」など、オランダ・ベルギーの古楽器オーケストラのメンバーとして活躍した。

この頃、参加した古楽器オーケストラ:
レオンハルト・コンソート
(グスタフ・レオンハルト指揮)
録音:J・S・バッハ/カンタータ全集(テレフンケン)

ムジカ・アンティカ・アムステルダム
(トン・コープマン指揮)
録音:ヴィヴァルディ/協奏曲集(フィリップス)

ラ・プティトバンド
(グスタフ・レオンハルト/シギスワルト・クイケン指揮)
録音:ラモー『ザイス』[全曲]、ラモー『ピグマリオン』(DHM)ほか

イル・コンプレッソ・バロッコ
(アラン・カーティス指揮)

ブリュッヘン指揮バロックオーケストラ
録音:ブルース・ヘインズ「イタリアのオーボエ協奏曲集」、
マックス・ファン・エグモント「バッハ/カンタータ第56&82番」(セオン)
帰国後は、ソロ・室内楽・オーケストラなど種々の分野に活躍し、チェロのアンナー・ビルスマをはじめ、内外の名手たちと共演。1985年には再渡欧して「十八世紀オーケストラ」(ブリュッヘン指揮)の演奏旅行と録音(モーツァルト:交響曲集)に参加。1991年には「アーカディ音楽祭」その他の招きで渡米し、好評を博した。1994年から2000年まで、4回にわたり、日本古楽コンクール「歌と旋律楽器及びリュート」部門の審査員を務めた。