平尾雅子
Masako Hirao



 

 京都に生まれる。国立音楽大学楽理科卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを大橋敏成・音楽学を高野紀子の各氏に師事。スイスのバーゼル・スコラ・カントルムにてヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァル、室内楽をジャネット・ファン・ヴィンゲルデンの各氏に師事。ソリストディプロマを得て同校を卒業後、オランダのハーグ音楽院にてヴィーラント・クイケン氏に師事した。

 ソロ、室内楽でヨーロッパ各地において活発な演奏活動を行うとともにサヴァル率いる合奏団「エスペリオンXX」のメンバ−としても活躍。帰国後も日本を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の一人として内外の名手と共演、全国各地にて多数のコンサートやレコーディング等に出演。また最近はイタリア、フランス、オランダなど海外への演奏旅行も精力的に行っている。ALM(コジマ録音)よりCD<マラン・マレの横顔><マラン・マレの横顔2>(いずれも1995年、1999年レコード芸術誌特選)、<J.S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ全3曲他>をリリース。現在、京都市立芸術大学非常勤講師。